О脚の原因は

赤ちゃんを見ると解ると思いますが、人間は生まれたときは誰しもO脚です。 3~4歳頃になると自然とX脚になり、その後成長するにつれて、まっすぐな脚になっていきます。 子供を早い時期から歩かせようとすると、未発達の脚の骨に全体重がかかり、過剰に圧迫してしまい、骨の外側の部分は成長しても、内側は成長しないことがあります。 結果O脚となる原因になります。
また、O脚になる原因のほとんどは、歩き方や座り方(あぐら、女の子坐り、横坐りなど)や、日本人特有の畳の上での生活など、生活習慣からくる 骨盤や関節のゆがみによる後天的なものです。
骨盤のゆがみが最も影響しますが、 それ以外にも股関節・膝・足首の関節のゆがみも影響します。

簡単トレーニングの方法

壁を使って正しい立ち姿を作る

まず、壁を使った立ち姿を作ります。
壁に頭・背中・かかとをくっつけて立ちます。その際、左右のかかとをそろえて、つま先にこぶし1個分の隙間をあけます。(このとき、膝と膝がくっつかない方はO脚です!)
O脚の人は、ここで無理に膝同士をくっつけようとしても難しいので、次の動きをしてください。

  1. 膝を曲げた状態のまま、左右の膝同士をくっつけて、その膝を離さないように立つ。
  2. このとき、脚の前側ではなく、お尻をしめるように力を入れることが重要。ポイントは、無理やり膝をよせるのではなく、後ろに脚全体とお尻を回転し、締めていくイメージです。自然と骨盤が締まり、左右のくるぶしの間にも自然と指1~2本分の隙間があきます。
  3. 脚全体をまっすぐにして立つ。

紙1枚で脚の内側の筋力を強化できる!

脚を組むことがO脚の原因と言われています。仕事中、つい脚を組みそうになったら、脚を組む代わりに膝と膝の間に薄い紙をはさんで、その紙を落とさないようにキープしてみましょう。紙を落とさないようにすることで、脚の内側の筋力がついてきますよ。運動が苦手な人もできますし、いつでもできるのでおすすめです。

内また歩きをやめる

内また歩きもO脚の原因になります。足先が内側、かかとが外側に向くことで、膝や太ももの向きも内側に向き、脚の外側に体重力がかかりやすくなります。骨盤が前に傾斜していくので、ますますO脚になってしまいます。
まっすぐですらりとした美脚になるためには、脚の内側の筋肉を鍛えることが重要です。脚の内側の筋肉を使って歩くことで、自然に外側の無駄な筋肉がなくなって、脚のラインが美しく整います。
外側に筋肉がついてしまう内また歩きは、なるべくやめましょう。

気になる方はレッグラインメンテナンスコースを是非受けてみてください!